【看板屋さん必見】京都市の看板、そんな簡単に付けたらあかんえ!?~番外編:文字たちを生かして自分は捨てられる、透明おかんの話編~59

【看板屋さん必見】京都市の看板、そんな簡単に付けたらあかんえ!?~番外編:文字たちを生かして自分は捨てられる、透明おかんの話編~
こんにちは〜!
**株式会社の「ameの方」**です☀️
突然ですが皆さん、リタックシートって聞いたことありますか?🤔
たぶん、ほとんどの方がこう思ったはずです。
「リタック?栄養ドリンク?」
「湿布の名前?」
「なんか薬局に売ってそう」
ちゃいます😂
リタックシートとは、カッティングシートの文字を貼るときに使う、透明・半透明の転写用シートです✨
簡単に言うと、
バラバラになりそうな文字たちを、きれいな並びのまま現場まで連れていくシート。
そして今回の主役はこの人。
透明おかん・透田リタ子です👩🦱✨
「どうも。リタックシートのリタ子です。
目立たんけど、現場ではけっこう大事な女どすえ」
聞く方がいい人は音声解説あるんで、よかったら♫
文字たちは、放っておくと自由です😅
看板に使う文字は、カッティングシートを機械で切って作ることがあります。
たとえば、AMECANという文字。
機械で文字の形にカットして、いらない部分をめくる。
ここまでは順調です。
でも、その文字を一文字ずつ貼ろうとすると……
Aはちょっと斜め。
Mは幅を取りすぎ。
Eは微妙に上へ。
Cは自由行動。
Nは最後にズレる。
もう、現場遠足の小学生です🎒😂
そこへリタ子が登場します。
「はいはいはい!あんたら集合!」
「A!前出すぎ!」
「M!そこ広げすぎ!」
「E!勝手に角度つけんといて!」
「N!最後やからって油断せん!」
リタックを文字の上からペタッ。
これで文字たちは、同じ並びのまま一気に貼れる状態になります。
「うちはな、文字を運ぶだけやないんです。
この子らが、ちゃんと店の顔になれるように整えるんです」
透明やのに、責任感は不透明なくらい濃いめです😂
歴史は“テープの進化”から始まった📜
リタックシートだけの誕生日を、
「何年何月何日です!」と断言するのは難しいです。
ただ背景には、粘着テープとマーキングフィルムの進化があります。
1920年代にマスキングテープが生まれ、1930年ごろには透明な粘着テープも広がりました。
そこから屋外用の粘着フィルムや、文字を正確に切るカッティングマシンが発達します。
すると看板業界では、ある問題が出てきました。
**「切った文字、どうやってズレずに貼るねん問題」**😱
一文字ずつ貼ると、どうしてもズレる。
ロゴなんかは少しズレただけで、違和感がすごい。
そこで必要になったのが、文字やロゴを一時的にまとめて運ぶリタックシートです。
「昔から、表に出る人だけでは現場は回りません。
段取りする人、支える人、最後にそっと消える人。
そういう者がおって、きれいな仕上がりになるんです」
リタ子、急に朝ドラの語りみたいになりました📺😂
現場では、リタ子がかなり働きます💪
現場では、まず貼る位置を合わせます。
右よし。
左よし。
高さよし。
水平よし。
このとき看板屋の目は、だいたい鷹です🦅
眉間だけ職人モードに入ります。
位置が決まったら、スキージーというヘラのような道具でしっかりこすります。
空気を抜いて、文字を下地に密着させるんです。
リタ子も全力です。
「泡!あんた入ってきたらあかん!」
「ホコリ!誰が呼んだん!」
「文字!ちゃんと下地にくっつき!」
「ここでズレたら、お店の名前が一生ナナメやで!」
ここで手を抜くと、文字が浮いたり、ズレたり、空気が入ったりします。
お店の名前に小さい泡。
ロゴがほんの少し斜め。
見つけた瞬間、職人の心が小さく「ヒュッ」となります😇
「仕上がりに出るんです。
見えへんところで、どれだけ丁寧にやったかが。
うちら裏方は、そこに命かけてます」
かっこええ。
でも、素材はシートです。
粘着の強さにも性格があります⚠️
リタックシートには、粘着の強さにも違いがあります。
弱すぎると、文字をうまく持ち上げられない。
強すぎると、最後に文字まで一緒に連れて帰ろうとする。
「近すぎてもあかん。離れすぎてもあかん。
うちは、ちょうどええ距離で支える女です」
控えめすぎてもあかん。
世話焼きすぎてもあかん。
リタ子も言います。
「文字たちを愛してます。
でも、最後はちゃんと手放さなあかん。
それがリタックの品格です」
透明おかん、深いこと言うてます。
そして最後、リタ子は剥がされる😢
文字が無事に貼れたら、いよいよ最後の工程です。
リタックだけを、そーっと剥がします。
ペリペリ……。
文字たちは壁やガラスに残ります。
お店の名前として輝きます。
通行人に見られます。
お客さんを呼びます。
お店の顔になります✨
では、リタ子はどうなるのか。
剥がされます。
くしゃっと丸められます。
粘着面どうしがくっつきます。
そして、ゴミ箱へ。
「ええんです。
うちは残るために来たんやない。
残すために来たんです」
ちょっと泣ける。
けど、ゴミ箱行きです🗑️😂
「文字たちよ、しっかり店を守りなはれ。
お客さんに見つけてもらうんやで。
うちはここで失礼します」
ペリペリ剥がされながら言うセリフちゃう。
でもこの潔さ。
この裏方感。
この報われなさ。
リタックシートは、完成した看板には残りません。
でも、きれいな看板を作るためには欠かせない存在なんです。
まとめ:見えない仕事が、仕上がりを支えている✨
リタックがあるから文字はズレずに貼れます。
ロゴはきれいに並びます。
お店の名前は、ちゃんと店の顔になります。
看板って、見えている文字や色だけでできているわけではありません。
その裏には、最後には剥がされて捨てられても、
文字たちを生かすために仕事をまっとうする、
透明おかん・透田リタ子みたいな存在がいるんです😊
「見えへん仕事ほど、仕上がりに出ます。
それが、看板の世界どす」
というわけで今回は「あかんえ!?番外編~文字たちを生かして自分は捨てられる、透明おかんの話編~」でした!
本日もご拝読いただきありがとうございました!
株式会社アメカンの「ameの方」 でしたーー!!
※ちなみに「canの方」はひと言。
「ほな社長にもリタック貼っとこか?予定がズレへんように」
……それ、
たぶん強粘着でも無理です📅😂

