【看板屋さん必見】京都市の看板、そんな簡単に付けたらあかんえ!?~看板は、外して終わりではない。最後の一枚「除却届」の話編~ 72

【看板屋さん必見】京都市の看板、そんな簡単に付けたらあかんえ!?~看板は、外して終わりではない。最後の一枚「除却届」の話編~
こんにちは〜!
**株式会社アメカンの「ameの方」**です☀️
その日、一枚の看板が静かに壁から降ろされようとしていました。
雨の日も。
風の日も。
真夏の京都の、逃げ場のない暑さの日も。
店の名前を背負い、道行く人に「ここですよ」と伝え続けてきた看板。
職人が最後のビスを外す。
ギュイーン……。
そして、ゆっくりと地上へ。
長い間、お疲れさまでした。
……。
いや待て待て😂
看板外してるだけやのに、なんで映画のラストみたいになってんねん。
でも実はこれ、京都市では「外して終わり!」ではないんです。
聞く方がいい人は音声解説あるんで、よかったら♫
🪧 看板にも“最後の手続き”があります
京都市では、看板を付ける時にもルールに応じて許可申請が必要です。
ここまでは、このブログを読んでくださっている方なら、もう耳にタコができるほど聞きましたね🐙😂
ところが。
京都市で許可を受けた屋外広告物を撤去した場合、「屋外広告物等除却届」を提出する必要があります。
「もう看板ないんやし、ええやん!」
……とはならへんのです😅
京都の看板は、登場するときだけやなく、退場するときまでちゃんと手続きがある。
最後まで礼儀正しい。
さすが京都どすなぁ🍵
📸 「ほんまに外した?」写真も必要です
しかも除却届だけではありません。
看板が撤去されたことを確認できるカラー写真も必要です。
つまり職人さん。
撤去完了!
工具片付けた!
車乗った!
「ほな帰ろか〜🚐」
……の前に。
写真撮ってーーー!!📸😂
撤去後の壁面や設置場所が分かる写真を残しておく。
地味ですが、これ大事です。
ameの方も現場で、
「はい、確かに旅立たれました……」
パシャ📸
職人
「その言い方やめてもらえます?」
🎬 看板の一生、意外と長い
考えてみると、看板にもちゃんと“人生”があります。
許可が必要な看板なら、新しく付ける時は申請。
内容や大きさなどを変える時には、内容によって変更申請。
長く使い続けるなら更新。
そして役目を終えて撤去されたら、除却届。
付ける瞬間だけではなく、街にある間から、なくなるところまで。
京都市の屋外広告物制度は、看板の一生をずっと見届けているわけです👀
こう考えると、ちょっと深い。
看板屋の仕事も同じです。
作る。
付ける。
直す。
そして、外す。
新しい看板を付ける仕事は華やかですが、古い看板を安全に外して、きれいに街から送り出すのも大事な仕事なんです。
💻 そして旅立ちも令和仕様
ちなみに2026年4月から京都市では、
屋外広告物等除却届も電子申請で提出できるようになりました。
厳かな京都の景観制度。
看板を見送る最後の手続き。
でも提出はオンライン。
**そこはめっちゃ令和。**😂💻
✨まとめ 看板は、最後まで看板です
お店の顔として何年も働いた看板。
撤去されれば、街からその姿はなくなります。
でも、そこで「はい終了」ではありません。
撤去を届け出て、写真で確認してもらうところまでが最後の仕事。
看板を付けるにもルール。
変えるにもルール。
そして、外す時にもルール。
京都の景観は、こういう一つひとつの積み重ねで守られているんですね😊
というわけで今回も、
「看板って、外したら終わりちゃうんや!」
というお話でした。
というわけで今回は「あかんえ!?~看板は、外して終わりではない。最後の一枚「除却届」の話編~」でした!
今回もご拝読ありがとうございました!
株式会社アメカンの「ameの方」でした!
※ちなみに「canの方」は
撤去した古い看板の前で、なぜか神妙な顔をしています。
canの方
「それでは皆さま……故・看板様との最後のお別れです。」
ameの方
「やめろ。」
canの方
「では……出棺です。」
ガラガラガラ……。
台車で運ばれていく看板。
ameの方
「産廃置場へ行くだけや!!😂」

