【看板屋さん必見】京都市の看板、そんな簡単に付けたらあかんえ!?~番外編:カッティングシートの話・商品編~ ⑱

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【看板屋さん必見】京都市の看板、そんな簡単に付けたらあかんえ!?~番外編:カッティングシートの話・商品編~

こんにちは〜!
株式会社アメカンの「ameの方」です☀️

では、さっそく語ってもらいましょう👇

🎙️ あたい(妹):
みなさんこんにちは〜。カッティング兄妹の“あたい”です🎀
今週は“商品編”やで!兄ちゃんが“技術編”でえらそーに語ってたけど、
こっちはあたいが主役やからな💪

🎙️ おで(兄):
おでのこと、“技術オバケ”みたいに言うのやめぇや~

まず名前からツッコませて

🎙️あたい:
あたいら、名前からしてややこしいねん。“カッティングシート”て呼ばれてるけど、あれ商標やからな。セロテープとかホッチキスと同じレベルで刷り込まれてもうてるだけやで

🎙️ おで:
ほんまは“マーキングフィルム”とか“塩ビフィルム”て言うんやけどな。まぁ、そんなこと気にしてるのは看板屋くらいやけどな。
でも現場ではみんな“カッティン”言うてもうてんもんな

🎙️ あたい:
でももう浸透しすぎて、お店でも『カッティングシートですね?』って聞かれるからな

ちょこっと歴史話📜

カッティングシートの歴史は、昭和40年代にさかのぼるで。
当時は手書き文字が主流で、看板屋さんは筆1本で勝負してた時代や。

そこに現れたのが、シートをカットして貼るだけで文字や模様が再現できる革命児。
手間も時間も短縮できるってことで、瞬く間に全国へ!

🎙️あたい:
今やもう、“文字は切るもん”っていうのが当たり前やもんね
🎙️ おで:
うんそやな、でも昭和の筆職人はすごかった…

いいとこー💡(メリット)

🎨 色の種類が鬼レベルで多い!
 → メタリック、蛍光、ラメ、パステル、マット…AKBより多い

文字だけピタッと残る
 → 「え?これシールなん?」って言われるスマート感

🧪 1枚から作れる
 → 小さなカフェでも気軽にオリジナル看板

📸 映える
 → ガラスでも、車でも、シャッターでも「映え無双」

🎙️ あたい:
貼った瞬間、“準備できました感”がハンパない
🎙️ おで:
“まだオープンしてへんけど、もう勝った感”やな

わるいとこー💀(デメリット)

🌞 夏は伸びる
 → 「CAFE」が「CA〜〜〜〜FE」になったらおしまい

冬はパリパリ
 → フィルムが“バリッ”て割れて、心もバリバリ

🔁 長年貼ると端がめくれる
 → “看板の寝癖”って言ってるけど、見た目は結構ショック

💪 剥がすとき地味に筋トレ
 → 1文字ごとに握力減る。剥がせても糊あとやばい

🎙️ あたい:
塗装面に貼る時なんて、ほんま一発勝負やしな
🎙️ おで:
失敗した時は、人生のリセットボタン探したくなる

カッティング兄妹、語る。

🎙️ おで(兄):
おでらカッティング兄妹、技術と愛情で貼ってるねん。
妹はしゃべり担当、おでは指先職人や

🎙️ あたい(妹):
誰がしゃべり専門やねん💢
あんた、前に“CAFE”貼る時に、“E”を上下逆にして“CAFΣ”にしたやろ

🎙️ おで:
それは…ギリ、ギリいけるデザインやったやろ…?

🎙️ あたい:
しかもそのあと、“この看板、ギリシャ感あるやろ”って開き直ったやん…

🎙️ おで:
いやでも、貼ってるときに空気もシワもゼロに決まった時のあの感覚、
“無の境地”なんよ。あれ、もう悟り開いてるで

🎙️ あたい:
悟り開いてるなら、剥がすときだけ『もうヤダ!』って言うのやめて

🎙️ おで:
貼るときはアーティスト、剥がすときはただの日雇労働者や…

🎙️ あたい:
それでもな、あたいらが貼った看板見て、
『おっ、ええ感じやん!』って言われたときの嬉しさは…

🎙️ おで:
せやな…でもほんま、おでらは看板と店の“立ち会い人”やと思うわ

🎙️ あたい:
その言葉だけ、めっちゃええこと言うやん(笑)

まとめ:〜フィルム1枚で人生変わる〜

カッティングシートは、ただの薄いフィルムとちゃう。

・店の顔になって
・第一印象を握って
・季節や天気に耐えて
・それでも“ぴたっ”と寄り添い続ける

まさに、看板の名脇役であり、静かなるヒーロー
でも貼ると、そこに命が通る。不思議なもんやな。

カッティングシート


というわけで今回は
「あかんえ!?〜番外編:カッティングシートの話・商品編〜」でした🔦

次回は「カッティングシートの話・商品編続」かな~?(笑)

株式会社アメカンの「ameの方」でした!ご拝読ありがとうございました!

※ちなみに「canの方」は、貼りたてのカッティングを見て
「これは…“意思を持ったフィルム”やな」って呟いてました。
 たぶん、貼ったフィルムごとに人格診断してると思います(笑) きも~(笑)

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