【看板屋さん必見】京都市の看板、そんな簡単に付けたらあかんえ!?~2㎡の恋❤️ロミオとジュリエットに捧ぐ話編~ ㉘

【看板屋さん必見】京都市の看板、そんな簡単に付けたらあかんえ!?~2㎡の恋❤️ロミオとジュリエットに捧ぐ話編~
🎙️ ナレーション(バイオリンの切ない旋律にのせて)
「これは、2㎡を越えてはいけない…運命の恋の物語──」
「景観という名のルールが、ふたりを引き裂いたんや…」
こんにちは、株式会社アメカンの「ameの方」です🧑🎤
今回はちょっとロマンチックに、
**京都市の“2㎡ルール”**を、ロミオとジュリエット風にお届けします📜✨。
🕊️ 愛と看板は、大きくなりたがる
ある日、小さなカフェの前に立てられた、
控えめな袖看板──その名は…ロミオ・サイン🪧
「お客さん、気づいてくれるかな?」
「もうちょっと大きくなったら、振り向いてくれるかな?」
そんな想いで、ちょっとずつ大きくなりはじめた…その時!
✨現れたのは、凛とした雰囲気の女性──ジュリエット・条例
🧑⚖️「あなた…2㎡を超えてるじゃない。ダメよ、それ以上は…申請が必要なの」
💘ロミオは一目で恋に落ちた。
でも彼女は、京都市の景観を守る者だったんや…
📏 2㎡ルールってなんやねん?
ここでちょっと、
現実の話しときましょか☝️
京都市では──
✅ 2㎡以下の看板 → 原則申請ナシでOK!
✅ 2㎡を超える看板 → 屋外広告物許可の申請が必要!
つまり、「ギリギリ2㎡」が申請回避の黄金ゾーンなんです✨
(畳1枚とちょっとぐらいやね)
逆に、2.1㎡でも「あかんえ〜」と突き返されるのが京都クオリティ。
しかも、祇園・金閣・銀閣などの景観地区では、
たとえ1.9㎡でも**「申請、出してな」**って言われます📜
💔 おおロミオ…
🌃夜の路地で、ふたりはそっと見つめ合った。
ロミオ:「おおジュリエット!なぜ君は“条例”なの!?」
ジュリエット:「おおロミオ…なぜあなたは“2㎡以上”必要なの…?」
ふたりの想いは通じ合ってる。
けど、ルールという壁が立ちはだかる──
ロミオ:「あと10cm…せめてもうちょい横に広がりたいだけやのに…!」
ジュリエット:「その10cmが、申請と許可と場合によっては撤去命令なのよ!」
⚖️愛か、条例か──
京都の夜が、静かにふたりを隔てた。。
🏛️景観を守る使命と、恋心
ジュリエットの言葉には、ちゃんと理由があった。
京都は世界遺産の街。
🛕歴史ある町家、石畳、神社仏閣──その景観は守らなあかん。
だから、ルールは冷たく見えて、実は“愛”でもあるんよ。
ジュリエット:「あなたの看板が、街の景色を邪魔しないなら…わたし、許したい…」
ロミオ:「僕はもう、目立ちたいだけじゃない。この街の一部になりたいんや。」
🌌そのとき、風がやさしくふたりを包んだ。
💡2㎡に宿る愛
そしてロミオは決意する。
「よし、僕は2㎡以内で、最高にかっこよくなる!」
・幅を少しだけ削り、
・フォントを工夫して読みやすくし、
・控えめな間接照明で魅せる看板に──
🌠それはもう、“2㎡の芸術”やった。
ジュリエットも涙しながら言うた。
「それ…めっちゃ景観に馴染んでるやん…!」
📚 まとめ:愛も看板も、サイズちゃうねん
「どうして2㎡以下やったら許されるのか?」
「なんで2.1㎡になった瞬間、急に厳しくなるのか?」
……そんなん、ロミオにもジュリエットにも分からへんのよ🥺
でもな、“サイズ”だけが問題やないってことだけは、今ならハッキリ言える。
看板も、人も、
「どれだけ大きいか」やなくて、「どれだけ景観を想ってるか」
ほんま、それやねん。
🌟 2㎡ルールのキホンまとめ 👇
🔹 2㎡以下
→ 申請不要(※ただし!景観地区は例外やから要注意⚠️)
🔹 2㎡超え
→ 原則、事前に申請が必要!
内容によっては……「目立ちすぎやで」ってバッサリ却下もある😭
🔹 景観地区
→ 面積に関係なく、原則すべて申請必要!
小さかろうが、控えめやろうが、“出すこと”が大事やねん📩
昔は「でっかく!どーんと!」が看板の王道やったけど、
今は**“サイズじゃなくセンス”**で勝負する時代✨
目立つけど嫌われへん。
主張してるのに、景観を壊さへん。
そんな**“看板のロミオ”**になれるかどうか、
それが今の看板屋の真価やと思うんです🎩🪧
というわけで今回は「あかんえ!?~2㎡の恋❤️ロミオとジュリエットに捧ぐ話編~」でした!
株式会社アメカンの「ameの方」でした!
今回もご拝読おおきにでした!
※ちなみに「canの方」は、2.8㎡の看板に筆でこう書いてました。
「でっかくて、なにが悪い。」
いや、**悪いとかやなくて“あかん”のよ。**条例的に✋⚖️
