【看板屋さん必見】京都市の看板、そんな簡単に付けたらあかんえ!?~番外編:ターポリン幕の話編~ ㉓

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【看板屋さん必見】京都市の看板、そんな簡単に付けたらあかんえ!?~番外編:ターポリン幕の話編~

こんにちは〜!
株式会社アメカンの「ameの方」です🎤

今回は、普段は丸められて倉庫の隅で眠ってるくせに、
いざ壁に貼られた瞬間に…
え?めっちゃ目立つやん!✨」ってなる──

ターポリン幕のお話をお届けします🎪

例えるなら、
メガネ外したら美人やった地味女子。
文化祭でいきなりギターかき鳴らした男子。

え?それって…あの子やったん?
ってなる、ギャップの塊なんですわ💥

わたし、普段は地味で丸まってました(卑屈期)

ども、わたし…ターポリン幕と申します。
箱文字先輩カッコええ〜」とか「ネオン兄さんは映えるわ〜」とか言われる横で、
わたし? いつも壁にも貼られず…ただ巻かれてるだけですけど、なにか?😑

軽いし、ペラペラやし、ちょっとビニール臭いし…
あー、仮設っぽくなるし微妙やな〜」って陰で言われてるの、知ってるから。

…けどな。
ある日な、わたしは見つかってしまったんや。
この存在感が、バレてしもたんや──!✨

わたし、実は映えるんです(高揚期)

もともと欧米では防水シートとして使われとったターポリン。
日本では1990年代、最初は建築現場の囲いや仮設フェンス用の“脇役”扱いやったんやけど…

ある日。
ある職人が、ターポリンにド派手なデザインをインクジェット印刷して、
お店の壁に**ドーン!**と張った瞬間──

👨‍👩‍👧‍👦「うわ!なにあの大幕!」「カラフル〜!でっか〜!

…え?それ、わたしのことですか?
えええ? わたしが、褒められてる…!?(震)

そこから“わたし時代”始まったで(勘違い全開)

そこからのわたしは、もう止まらんかった。

  • 持ち運びラク🎒
  • 設置カンタン🙌
  • 印刷キレイ✨
  • 屋外でもバッチリ耐候☀️☔️

わたし、ついに「選ばれる存在」になったんやで!

建築現場、飲食店、イベント会場、ライブステージ、商業施設…
幕、どこ?」って探されたら、そこにおるのがわたし。

最近はフッ素コートまでされて、長期掲出も余裕。
もうアイドルどころか、“看板界のロングラン女優”やな💃

わたし、光当てたらヤバいよ?(ウザ絡みモード)

ピシーッと張って、LEDで照らされてるときのわたし。
あれ、ちょっとヤバない? 自分で言うのもアレやけど。

惚れてまうやろ!?💘

って言いたくなるぐらい輝いてるやん?
最近わたし、存在感に慣れてきたのよ。
でもな、まだちょっと…戸惑いもあるねん。

なぁ…わたしのこと、本気で見てくれてる?」(←ウザい)

ちゃんと日本での歴史も語らせて☝️

さて、おふざけだけやないで、 まじめなうんちくもいっとこ。

  • ターポリン=塩ビ+ポリエステル繊維のラミネート生地
  • もともとは防水素材として海外で活躍。
  • 日本では1990年代に屋外広告材として登場。
  • インクジェット対応が進化して一気に普及。
  • 近年はフッ素コートなどの高耐候処理で長期使用もOKに!

布は仮設」やった時代に革命起こした、
わたしって、よう考えたら看板界の…異端のヒロインなんちゃう?

ターポリン幕のええトコ・あかんトコ

ええとこ👉

  • 軽くて設置ラクラク
  • 大きいサイズでもOK
  • インクジェットでフルカラー表現
  • 巻いて保管できる
  • 長期使用対応も◎

あかんとこ👉

  • 雑に張ると生活感ダダ漏れ💦
  • 安物だとすぐ色褪せ・ほつれる
  • 風が強いと大暴れ🌀
  • 巻かれてる姿…ただのミノムシ(元・地味女子)

まとめ:ギャップこそ、わたしの武器🎀

いつも巻かれて、誰にも見られへん存在やったわたしが、
今や壁に張られてスポットライト浴びる日が来るなんて。

ステージに立った瞬間、
えっ、あれ…誰?」ってザワつく。
ほんでよく見たら、わたしやった。

わたし…ずっとこの日のために、
シワにならんように、キレイに巻かれて待ってたんや。

惚れてまうやろ!?(2回目)

テント・垂れ幕・横断幕


というわけで今回は
「あかんえ!?〜番外編:ターポリン幕の話編〜」でした🔦

次回はあれかな?(笑)

株式会社アメカンの「ameの方」でした!ご拝読ありがとうございました!

※ちなみに「canの方」は、張りたてのターポリン幕を見て、
「…お前、文化祭で急にピアノ弾いて全校ざわつかせる地味子やな…」
「しかも自分では“別に普通やけど?”って顔してるやろ?」
「やめろ、その顔。スポットライト当てたなるやんか…!」

と、まさかの演出家目線で暴走してました🤣

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