【看板屋さん必見】京都市の看板、そんな簡単に付けたらあかんえ!?~番外編:カッティングシートの話・技術編~ ⑰

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【看板屋さん必見】京都市の看板、そんな簡単に付けたらあかんえ!?~番外編:カッティングシートの話・技術編~

こんにちは〜!
**株式会社アメカンの「ameの方」**です☀️

本日は、看板業界ではおなじみ――「カッティングシート」**のお話です。

ちゃうねん、これただのシールちゃいますねん。
この薄~いフィルム、現場では“気温・湿度・素材・指の脂”と毎日格闘してるんです。

今回はその貼る側、技術面から見た話。
語るのはこの方👇


🎙️ おで(兄):
どうも。カッティング兄妹の兄、“おで”です。最近腰が鳴るんが日課や

🎙️ あたい(妹):
それ老化やで。てか今日はあたいしゃべらんでええの?(ウズウズ)

🎙️ おで:
ちゃうちゃう、今日は“技術編”やからな。口は閉じて、手を動かすんや

カッティング職人あるある(現場のリアル)

冬はパリパリ → シートが冷えてて、ちょっと曲げたらパキッ!

夏はビヨ〜ン → 文字が伸びて「のれん」→「の〜〜〜れん」に変身

曲面は修行 → ドライヤー片手に“看板道の修行僧”の顔に

塗装壁は一発勝負 → やり直し効かん…ミスった瞬間、魂だけ出ていきそう

🎙️ あたい:
でも貼った瞬間、看板の顔がパッと変わる。あれ、たまらんよな

🎙️ おで:
そやな。しかも貼ってる最中に通りすがりのおばちゃんに『何してるん?』って聞かれる率100%や

技術って、“地味やけどスゴイ”仕事なんや

貼るだけやん?」って言われがちやけど、
実際は:

  • 位置の計測
  • 気泡ゼロのスキージーさばき
  • 曲面&段差への貼り込み
  • 寒さと暑さとの闘い

全部職人の経験と感覚が試される仕事。

🎙️ おで:
貼ってるときの集中力、マジで手先に全精神宿してるからな
🎙️ あたい:
でも昼ごはん食べたらゼロなるやろ
🎙️ おで:
それ言うなー」

カッティングシートは、薄いけど芯があるやつ。

🎙️ おで(兄):
おでらカッティング兄妹、技術のことはおでにまかしとき!妹はおしゃべりばっかやからな

🎙️ あたい(妹):
誰がおしゃべり専門やねん。あんた夏場に貼って“ラーメン”が“ら〜〜〜めん”になったの忘れたんか

💬 カッティングシートは、
貼られた場所の“空気”に溶け込むこともできるし、
堂々と「ここが入り口やで!」って主張することもできる。

それってもう、職人と看板の共同作品やと思いません?🎨

📜 歴史と今

カッティングシートが普及したんは昭和後半。


それまでの手書き看板時代から一気に、「早い・安い・キレイ」三拍子そろった革命児に。
いまはプロッター(自動カット機)で、ミリ単位のロゴや文字も切れる時代。
施工用のスキージーや液も進化して、失敗のリスクもだいぶ減ったけど…

現場では、今日も兄妹の掛け合いが響いてます。

まとめ:カッティングシートは、ただの材料やない

たかがフィルム、されどフィルム。
1ミリズレたら「うわ…」ってなる緊張感のなかで、
“今日の顔”を仕上げていく――それが、おでらの仕事なんです。

🎙️ あたい:
貼ったらすぐ“映える”、それがカッティングのええとこやんな

🎙️ おで:
せやけど、映える前に貼る時は全集中が必要なんや…

🎙️あたい(妹):
来週は“商品編”で、あたいがこの業界の裏メニューまでしゃべったるから、兄ちゃんはまた技術自慢だけにしときや

🎙️ おで(兄)
おう、でもお前…オチはちゃんと決めろよな

カッティングシート


というわけで今回は
「【あかんえ!?〜番外編:カッティングシートの話・技術編〜」でした🔦

次回は引き続き「カッティングシートの話・商品編」をお届けします~。

株式会社アメカンの「ameの方」でした!ご拝読ありがとうございました!

※ちなみに「canの方」は、貼りたてのカッティングを見て
「これ、風も空気も全部封じ込めた“静かな看板”やな…」って呟いてました。
 施工現場を詩集みたいに眺めてます(笑)

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