【看板屋さん必見】京都市の看板、そんな簡単に付けたらあかんえ!?~空中はご注意やで話編~ ⑩

【看板屋さん必見】京都市の看板、そんな簡単に付けたらあかんえ!?~空中はご注意やで話編~
こんにちは〜!
**株式会社アメカンの「ameの方」**です☀️
👤「看板、ちょっとくらい歩道に出ててもわからんやろ〜」
って思ったそこのアナタ。
甘いえ。
京都市は“空中のはみ出し”まで見逃しません。
しかも、それ…有料です(笑)
空間って、タダちゃうんやで
看板をちょこっと突き出して設置するとき。
「自分の建物の壁に付けるだけやから大丈夫やろ」って思いがちですが…
歩道や車道に1センチでも“空中”に出たらアウト。
そこはもう、“誰かの土地”ならぬ、“みんなの空間”なんですわ。
で、その空間、
勝手に使ったらダメ。しかもちゃんと“年会費”がかかります。
土木の門は、景観が開けてくれる
実はこれ、全国どこでも「道路法」で決まってるルールなんです。
でも京都は、ひと味ちゃいます。
他府県:「通行の妨げにならなければOK」
京都市:「ん?その出方、美しいか? 景観、乱れてへんか?」
つまり、“土木事務所で道路占用許可”を取る前に、
まず「屋外広告物の許可(景観課)」をもらわんといけません。
これを知らずに土木に行くと…
🚫 土木「え、広告物の許可出てないんですか?」
🚫 土木「うちは受けられません」
—はい、門前払い。チーン
ほんま、“空中1cm”獲得のために、二重チェックされる街、それが京都なんやで。
サブスク感覚で課金される
道路占用が許可されても、それで終わりじゃありませんねん。
毎年ちゃんと、
「空間使用料」としてお金がかかりますんや。
看板が付いたらあとは勝手に浮いてるわけやないで。
この人「出しゃばった分だけお金がかかる看板」にならはるんです。
“浮いた話”に限って、ちゃんと重いもんですわ。
めんどくさい?いやいや流石です
・「うちの看板、ちょっと出しただけで“空中課金”スタート」
・「突き出すたびに、書類も請求書も飛んでくる」
・「歩道の上って、実は“看板界の有料スペース”やったんか…」
・「土木と景観に“W申請”って、もう行政コラボやん」
京都市、さすがやなって毎回思います。
“浮いてるだけ”のものにまで、ちゃんと目が行き届いてる。
それがこの街、京都の景観美なんどす。
まとめ:京都の看板は、“目立ち方”より“出方”で通るもんなんやで
看板って、目立つために付けるもんやけど、
出しゃばるほど、厳しいルールに出会う。
とくに空中。
誰もが使う空間やと思って油断したらあかん。使った分だけ、しっかり課金するのが京都。
しかも京都では、
「見た目が美しいかどうか」も、しっかり問われるんです。
地面よりも、空よりも、
一番見られてるのは、“その設置の姿勢”かもしれません。
というわけで今回は「空中はご注意やで話編」でした🌤️
次回は「○○怒られた話編」…“あかん○○”の世界に突入します!
株式会社アメカンの「ameの方」でした!
ご拝読ありがとうございました!
※ちなみに「canの方」は、
土木と景観のダブルチェック終えたあと
「この看板、もう“行政免許皆伝”ちゃうか?」って真顔で言うてました。
もう申請完了というより彼の中で“修行”が終わったんやと思います(笑)