【看板屋さん必見】京都市の看板、そんな簡単に付けたらあかんえ!?~高さの話編~

【看板屋さん必見】京都市の看板、そんな簡単に付けたらあかんえ!?~高さの話編~
こんにちは!
株式会社アメカンの「ameの方」です☀️
今回は「京都市で看板をつけるなら、高くしたら負けやで」という、京都看板業界の“低姿勢の美学”について語らせてください。
京都市の看板、高くしすぎたらバチ当たるで?
看板って普通、
👷「目立たせたいから、できるだけ高い位置に!」
ってなるじゃないですか?
でも京都では、
👮♀️「その高さ、町家の瓦より上やろ。アウトやで」
って言われます。
ええ、ほんまに言われます。
「屋上看板?論外です」みたいなノリでバッサリです。。笑
実は「〇m以上禁止」エリアがゴロゴロ
京都市には場所によっていろんな制限があって、
例えば景観地区だと…
- 地上から4m超えたらアカンとか、
- 建物の屋根より上に出したらアカンとか、
- そもそも屋上看板禁止とか、ザラにあります。
つまり、看板より先に「周囲への敬意」が立ってないとアウトなんです。
あるある話:他府県の看板屋さん、大空に夢を描く
ある日、某県から来た看板屋さん。
お客さんから「京都で店出すから看板お願い!」って言われてノリノリで施工。
👷「よっしゃ、ビルのてっぺんにドーンと上げたるで〜!」
👮♂️「はい、それ、条例違反。下ろしてね」
👷「えっ!?いや、これ大阪でいつもOKなんですけど!?」
👮♂️「ここ京都です」
→ 結果:撤去&再施工で大赤字😭
アメカンは「高さ感覚も京都モード」です
うちアメカンでは、
お客さんに「これくらいの位置でええやろ?」って聞かれたら、
👨🎨「あきません、それ祇園やったら“首伸ばさんと見えへん”って言われるやつですわ」
👨🎨「もっと下げて、“視界にふわっと入る高さ”が京都っぽいですよ」
って、京都市民の視線の高さまで意識してご提案します。
「目立たないのに、気になる」それが京都流
京都の街って、派手に主張するより
“控えめで、気づいたら見てた”って看板がウケるんです。
いわば看板も、舞妓さんのようにそっと目に入る存在が理想。
高い位置にバーン!より、
低い位置でスッと置いて、上品に存在感を出す。
――これが京都の“看板道”ですわ。
まとめ:「高さ=目立つ」はもう古い
京都市で看板を設置するなら、
「どこまで低くできるか」こそが腕の見せ所。
アメカンでは、現場ごとの制限を調べ上げて、
“高さギリギリOKライン職人”としてのプライドを持って対応してますわ!
というわけで今回は「高さの話編」でした🎯
次回は…「○○でも怒られる!?○○の話編」あたりいってみましょか?
株式会社アメカンの「ameの方」でした〜!
※ちなみに「canの方」は、「看板は低くても心は高く」とか言いながら、脚立の2段目で静かに微笑んでます。THE京都仕様。